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2024/7/30

フッ化物洗口のすすめ

こんにちは!厳しい暑さが続きますね🥵

今回はフッ化物洗口についてお話していきたいと思います!

 

虫歯予防に効果的だとされているフッ素には、歯を強くする初期の虫歯を修復する虫歯菌の酸産生を抑制するという3つの予防効果があります。

自宅でできるフッ素は歯磨き粉だけでなく、フッ化ナトリウム溶液でうがいをするフッ化物洗口という方法があります。

 

フッ化物洗口とはフッ化ナトリウム溶液で30秒~1分ほどぶくぶくうがいをするだけという簡単な方法です。

乳歯は永久歯に比べてエナメル質が薄く柔らかく虫歯になりやすいため、早い段階からフッ化物洗口をして歯質を強化することで、虫歯になりにくい歯を作ることに繋がります。

ブクブクうがいができるようになり、乳歯が既に生え変わってくる4歳頃から、永久歯へと生え変わる中学校卒業までフッ化物洗口を継続的に行うことがおすすめです。

フッ化物洗口は毎日法(250ppm)と週1回法(900ppm)があり、フッ素濃度は違いますが、毎日法でも週1回法でも効果は同じです。

 

フッ素は大量に摂取してしまうと副作用や、急性中毒症状が起こるなどの危険性があります。

そのため、要指導医薬品として販売されているフッ化物洗口剤を歯科医師との十分な連携のもと、適切な使用を推進するため、歯科医院で処方してもらうか、薬剤師さんがいる薬局で購入することができます。

 

当院では、ビーブランドという洗口剤を取り扱っております。


 

・フッ素の急性中毒について

フッ素は大量に摂取してしまうと副作用や、急性中毒症状が起こるなどの危険性はありますが、誤った使い方をしない限り起こることは稀です。

もし飲み込んでしまった場合は、飲み込んでしまった量が1回量であれば、吐き出させてください。

不安な場合は、牛乳を飲ませてみてください。牛乳は胃への刺激を軽減し、安全なフッ化カルシウムに変化し、フッ素の吸収を抑制することができるといわれています。

また、フッ化物洗口液を保管する場所は子どもの手の届かない場所で保管し、フッ素洗口をするときも一回量だけ渡してあげてください。

 

虫歯予防には、フッ化物を上手に利用すること、適切な間食の取り方、普段の歯磨きや糸ようじをすることもとても大切です。

フッ化物洗口の効果と注意点を知り、お家での歯磨きと合わせて、虫歯を予防しましょう!

 

 

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